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福島第一 タンク堰から水漏れ 排水弁に不具合か

   東京電力は9日、福島第一原発の高濃度汚染水のタンク群を囲む堰(せき)から、たまっていた水が漏れ、国の基準を超える放射性物質が検出されたと発表した。


   東電によると、9日午後1時10分ごろ、汚染水を保管するタンク群の「H6」エリアで、堰内のたまり水が漏れているのを巡視員が見つけた。漏れた水は約80センチ×約100センチの範囲に広がっていたという。


   堰内の水の放射性物質の濃度を調べたところ、セシウムは検出限界値以下だったが、ストロンチウム90は海への排出基準を超える1リットルあたり140ベクレルだった。


   東電は応急処置として、堰内に止水板と土のうを設置。発見から6時間近く経った午後6時45分過ぎに、ようやく漏えいが止まった。


   漏えいの原因として、東電は堰の排水弁の接合部に不具合が生じた可能性があるとしている。

 

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