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さよなら「竜飛海底駅」 新幹線工事で10日営業終了

   青函トンネルの海底駅「竜飛海底駅」(青森県外ヶ浜町)が10日、営業を終了した。北海道新幹線の工事に伴って廃止されるためで、最終日は倍率30倍を超える応募の中から選ばれた鉄道ファンらが見学ツアーに参加し、別れを惜しんだ。


   竜飛海底駅は、1988年3月の青函トンネル開通にあわせて海面下135メートルに作られた世界初の海底駅。元々は非常時の待避場所や機械類の保管用に設置されたため、一般乗客は乗り降りできず、見学者のために列車が止まっていた。


   しかし、新幹線開通に伴い、来年3月の廃止が決定。見学者は減少傾向にあったが、廃止の発表以降、見学整理券は即日完売状態が続き、JR北海道函館支社によると、今月9・10日の最終見学ツアーには、160人の定員に対し、全国から3272通5061人の応募があったという。


   営業終了後は、来秋以降の新幹線試運転に向け、ホームが撤去される。北海道側の「吉岡海底駅」もすでに休止しており、来春で国内の海底駅はすべて姿を消すことになる。

 

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