宇宙

地球・火星・金星…土星から見た宇宙のパノラマ NASA

 米航空宇宙局(NASA)は12日、土星探査機「カッシーニ」が撮影した、土星とともに地球や月、火星、金星などの惑星までもが写っている「カラー写真」を公開した。

 

 この写真は141枚の写真を組合せ「パノラマ」にしたもので、人間が土星の近くから肉眼で見た光景にかなり近いはず。

 

 土星近くを飛行しているカッシーニから、地球を撮影しようとすると、地球が太陽を背負った、いわゆる「逆光」になってしまう。

 

 何もさえぎる物のない宇宙空間で、高感度のカメラを太陽に向ければ、あっというまに機器が損傷してしまう。

 

 だから、狙えるタイミングは、太陽が土星の影に入った瞬間だけ。そしてそのチャンスが今年7月19日に到来した。

 

 写真を見ただけでは、惑星たちはあまりに小さ過ぎてよく分からないが、NASAの説明によれば、地球と月は土星右下の青い点、金星は土星左上の明るい点、火星は土星のすぐ左上のぼんやりとした赤い点だそう。

 

 さらにこの写真には、微生物存在の可能性が指摘されるエンケラドゥス(画面左手)を含め土星の7つの月(衛星)や、土星の南極から立ち上る氷の柱雲の様子なども映し出されているとのこと。

 

 もしご興味のある方は、NASAのサイトで、同写真の高解像度版をダウンロードし、各部分を拡大して仔細にご覧になることをお勧めする。

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