環境

温暖化でマンハッタンと同規模の巨大氷山が南極海を漂流

 英サウザンプトン大学の研究チームは13日、南極大陸のパイン島氷河に入っていた亀裂から、ニューヨーク・マンハッタン島と同規模の巨大氷山が南極海に漂流を開始したと発表した。

 

 この氷山は元々、2011年に南極氷床西側のパイン島氷河で発見された長さ30キロ、幅は最大で80メートルの氷河の亀裂だったが、その後、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の研究者らを中心に、地球観測衛星などを使って継続調査されていた。

 

 そして今年7月にDLRが最終的に、「パイン島氷河末端の亀裂は巨大氷山の誕生」と結論づけたもので、温暖化の進む南極氷床の状況を示す貴重な資料。

 

 サウザンプトン大学では、このサイズの氷山の場合、完全に融けるまでに1年かそれ以上かかるとして、この氷山が南氷洋の国際航路にまで進出し、船舶と衝突する危険性があると警告している。

 

 同大学では、船舶災害の可能性から、この氷山について動向を追跡調査し、進路などの予測に協力するとしている。

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