火山

新燃岳の噴火から2年

 九州南部の霧島火山中央部に位置する新燃岳で、2011年1月に始まった断続的な噴火から2年が経った。現在も、噴火警戒レベル<3>が継続中で、入山規制が行われている。


 気象庁地震火山部が1月10日発表した解説によると、2012年12月には噴火は発生せず、火山活動に特段の状況で経過しているという。マグマだまりへのマグマの供給は停止しているが、火口には多量の溶岩が溜まっており、火口直下の火山性地震がわずかに続いていることから、現在でも小規模な噴火が発生する可能性は否定できないとしている。


 新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要な情報が続く。また、噴火に伴う降灰、降雨時の泥流や土石流の可能性があることから、気象庁は「降灰や風に流されて飛散する噴石、空振等に対する注意事項」を作成し、周辺地域に警戒や注意を呼びかけている。

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