宇宙

火星大変動の謎に迫る!NASA探査機打ち上げ成功

 40億年前の火星は、まるで地球のように濃い大気と豊富な水を持つ「青い惑星」だった。それがなぜ大気と水を失ったのか?

 

 火星を襲ったカタストロフィー(大変動・破滅)の謎に迫る米航空宇宙局(NASA)の新たな火星探査機「MAVEN(メイバン)」を搭載した「アトラスⅤロケット」が、19日午前3時28分(日本時間)に、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から無事、打ち上げられた。

 

 打ち上げから53分後に「MAVEN」はアトラスロケットの2段目から切り離され、約1時間後に宇宙空間での主電源となる太陽光発電パネルを展開した。

 

 同探査機は、これから約10ヶ月にわたる「惑星間航行」の後、来年(2014年)の9月に、火星の周回軌道に到達する。

 

 NASAのチャールズ・ボールデン長官は、「赤い惑星の『もう一つの顔』を探り、2030年までに達成する火星有人飛行への準備をするために、すでに火星にいる軌道衛星や陸上探査機にMAVENが加わった。この探査は『太陽系の謎』を明らかし、われわれを『さらに遠い目的地』へと導くだろう」と述べている。

 

 同探査機は、火星の周回軌道から火星の大気や磁場の分布などを観測し、40億年前に火星の大気と水が失われた原因究明を目指している。

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