宇宙

アイソン彗星 近日点到達前に消失 NASA発表

 米航空宇宙局(NASA)は28日(日本時間29日)、近日点に接近していたアイソン彗星が、すべての太陽観測衛星から捉えられなくなり、蒸発して崩壊したものと思われると発表した。

 

 NASAによると、アイソン彗星は近日点に到達する前に、次第に薄ぼんやりとしていき、NASAの2機の太陽観測衛星「STERO」、欧州宇宙機関(ESA)とNASAが打ち上げた太陽圏観測衛星「SOHO」、NASAの太陽観測衛星「SDO」のいずれかも捉えられなくなったとのこと。

 

 このためNASAでは、アイソン彗星は、近日点に到達する前に蒸発・崩壊したものと考えられると発表した。

 

 近日点を通過して太陽から離れる時が、アイソン彗星観測の最大の「ヤマ場」と考えられ、12月4日には、国際宇宙ステーション(ISS)からアイソン彗星を生中継するNHKの番組も予定されていたが、残念ながらこれでアイソン彗星の姿は2度と見られなくなってしまった。

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