宇宙

アイソン彗星「肉眼では見えない」 核消滅の可能性大

   太陽に最接近した際に崩壊したとみられるアイソン彗星について、国立天文台は2日、今後「肉眼では観測できない」との見解を明らかにした。


   アイソン彗星は日本時間29日未明、太陽に最接近。長く尾を引く大彗星になると期待されていたが、その直後から米航空宇宙局(NASA)など欧米の観測衛星から姿を消してしまった。


   太陽から離れるにつれて再び白く輝く様子が観測されたものの、国立天文台はアイソン彗星の核が太陽接近時に「崩壊・分裂し、かなり融けてしまった」と推測。


   現在はちりや破片群が残っているだけで、だんだん拡散していき、5日頃には天の川の5分の1以下の明るさになり、「地上からも航空機からも肉眼での確認は期待できない」としている。


   また、NASAも2日、太陽から遠ざかるアイソン彗星の画像を公開。「輝きはどんどん失われている」として、核が消滅したとの見解を示した。

 

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