宇宙

水の存在する太陽系外惑星5個を発見 NASA

 米航空宇宙局(NASA)は3日、2つの研究チームがNASAのハッブル宇宙望遠鏡を使って、大気中に水分が存在する5個の太陽系外惑星を発見したと発表した。

 

 これは、ハッブル望遠鏡に搭載された広視野カメラ3を使って、恒星(親星)の光について、赤外線領域で、惑星の大気に吸収される波長と、透過される波長を詳細に比較観察・分析することによって判明したもの。

 

 同発表によれば、「大気中に水分の存在する太陽系外惑星」は、「WASP-17b(さそり座 地球からの距離1000光年)」、「HD209458b(ペガサス座 別名『オシリス』 地球からの距離154光年)」、「WASP-12b(ぎょしゃ座 地球からの距離871光年)」、「WASP-19b(ほ座 地球からの距離815光年)、「XO-1b(かんむり座 地球からの距離600光年)」の5つ。

 

 驚いたことにこれら5つの星は、すべて「ホット・ジュビター(熱い木星)」と呼ばれるタイプの太陽系外惑星だった。

 

 「ホット・ジュピター」とは、木星ほどのサイズだが質量は木星よりはるかに軽く、恒星(その惑星の太陽)から極めて近い軌道(地球と太陽の距離の約10分の1以下)を公転している惑星のこと。

 

 さらに今回の調査で、水分が検出された5個の惑星は、いずれも大気に、煙かホコリの厚い層が存在することが分かった。

 

 このことについて、研究チームのメンバーは、「そもそも煙やホコリの層があることの方が、『ホット・ジュピター』では普通なのかもしれない」としている。

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