外交

官房長官 バイデン副大統領は習主席に防空圏撤回要求した

 訪日中の米国のバイデン副大統領は4日、中国の習近平国家主席と会談し、中国の設定した「東シナ海防空識別区」について、深い懸念を伝えたものの、日本が求めている防空識別区の撤回については言及しなかったと伝えられている件について、菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、バイデン副大統領は中国側に日本の要求を明確に伝えているとの認識を示した。

 

 同会見では記者から、習主席に防空識別区の撤回要求をしなかったとされるバイデン副大統領の対応について質問され、菅官房長官は、「そこはまったくそうじゃないと思っている。バイデン副大統領は訪日して、安倍首相としっかり意見のすり合わせをした上で、わが国の立場を十分踏まえながら対応したと理解している。そこ(防空識別区の撤回要求)も日本の立場をきちっとした形で述べたと理解している」と回答。

 

 さらに菅官房長官は、「日本の立場は十分理解した上で、中国と対応していると考えているし、実際そういう形になっていると思う。内容については、外交ルートを通じて逐次連絡をとっている」と述べ、バイデン副大統領・習主席会談の内容については、米側から情報が共有されていることも明らかにしている。

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