気象

マイナス93.2℃ 世界最低気温記録更新 NASA

 米航空宇宙局(NASA)は9日、地球観測衛星ランドサットにより、2010年8月10日に、南極大陸の東部で、これまでの最低気温記録を更新するマイナス93.2℃を観測したと発表した。

 

 世界最低気温が観測された地点は、世界最大の氷床がある南極東部、東南極高原と呼ばれる場所で、日本のドームふじ基地(標高3810メートル)がある山頂とドームA(標高4093メートル)がある山頂の間を走る尾根の中腹。

 

 これまでの最低気温記録は、この地点から南に下ったロシア・ヴォストーク基地で1983年に観測されたマイナス89.2℃だったので、一気に「マイナス4℃」も記録が更新されたことになる。

 

 ちなみに「人が居住している地域」での最低気温記録は、シベリアのベルホヤンスクとオイミャコンで観測されたマイナス67.8℃。

 

 マイナス93.2℃がどんな寒さなのかは想像を絶するが、某社の製品「ゴキブリ凍止ジェット」が「マイナス75℃の冷却効果」とうたっているので、それより20℃近く寒いマイナス93.2℃は、ほとんどの生物が一瞬で凍りつくような世界であることだけは間違いないようだ。

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