火山

火山新島 面積5倍 西之島と一体化する可能性も

 海上保安庁は16日、小笠原諸島・西之島沖の火山新島について、13日に行なった観測結果から、東西約400メートル、南北約300メートル、面積が約8万平方メートルと、先月21日時点に比べて5倍強の大きさになっていると発表した。

 

 同発表によると、新島では南西および西南西に加え、新たに北西方向に溶岩が流れ下っており、海面付近では盛んに水蒸気があがっているとのこと。

 

 また火口からは薄い青白色の火山ガスが高さ約1000メートルまで連続的にあがっているとともに、高さ約150メートルに達する黒色の噴煙も約5分間隔で噴出されている。

 

 この観測に同行した東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授は、「西側への溶岩流の発達が顕著であり、12月1日以降も大量の溶岩を流し続けるだけのマグマが安定的に供給されている。本島(西之島)の方向にも溶岩流の伸延が認められ、活動の継続によっては西之島と接合する可能性がある」と述べている。

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