FUKUSHIMA

福島第一 突然の高濃度汚染水検出は測定ミス

 それまで検出限界値未満だった福島第一原発港湾近くの観測用井戸から16日にストロンチウムなどベータ線を放出する放射性物質(全ベータ)が突如1リットルあたり6万3000ベクレルも検出された問題で、東京電力は17日、他の高濃度に汚染された井戸から採取した地下水がサンプルが混入したための測定ミスと思われると発表した。

 

 この井戸は、福島第一原発の港湾から約5メートルの地点にあるもので、13日に測定した際には、全ベータが検出限界値未満(1リットルあたり18ベクレル)だったにも関わらず、16日に採取したサンプルは同6万3000ベクレルと濃度が急上昇していた。

 

 この問題について東電は、この近傍の井戸で15日に採取した地下水の全ベータ濃度は検出限界値未満だったこと、17日に当該井戸について再測定したところ全ベータは検出限界値未満(同17ベクレル)だったこと、16日には同170万ベクレル(16日時点)と極めて高濃度の汚染が発生している別の井戸を同時に測定していることから、この高濃度汚染が発生している井戸の地下水が、サンプルに混入したため、突如高い数値が検出されたと見ている。

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