歴史

防災歳時記12月26日 ジョンベネ殺害事件

 今から17年前、1996年の今日12月26日、米コロラド州で、誘拐されていた6歳の少女ジョンベネ・パトリシア・ラムジーの遺体が自宅地下室から発見された。

 

 痛ましい事件だった。

 

 地元の美少女コンテストの常連なほどの「可愛い女の子」だったことも、ことさらに人々に事件の記憶を鮮烈に焼き付けた。

 

 捜査は難航し、当初は「家族の犯行説」も持ち上がったが、その後のDNA鑑定から、その線は否定された。

 

 あれから17年、ジョンベネちゃんの母親もすでに他界しているが、2013年の現在もいまだ真犯人は未解明のまま。

 

 

 毎年、年末になるとテレビや新聞などのメディアで過去の「未解決事件」を特集する。

 

 当然ながら、時間が経過すればするほど事件の手がかりは減っていく。

 例えば、国内では「世田谷一家殺害事件」。

 

 東京都世田谷区の宮澤みきおさん(当時44歳)の一家4人が年末も押し詰まった12月30日の夜に、何者かに殺害されてから今月30日で13年を迎える。

 

 新聞報道によれば、現在も警視庁は捜査を続けているが、今年寄せられた情報は89件と、昨年の246件を大きく下回っている。

 

 

 1991年(平成3年)7月25日の夜、福島県の7歳になる女の子 石井舞ちゃんがこつ然と自宅から姿を消した事件を記憶しているだろうか?

 

 22年経った現在も舞ちゃんの行方はつかめていない。

 

 

 その他にも、例えば同じ1991年に起きた「悪魔の詩翻訳者殺人事件」。

 

 反イスラム的内容とされ、イランのホメイニ師から「死刑宣告」されていたサルマン・ラシュディ氏の小説「悪魔の詩」を翻訳した筑波大学の五十嵐一助教授(当時44歳)が大学のエレベーターホールで惨殺された事件も、犯人はまったく分かっていない。

 

 

 また今年も1年が終わろうとしている。

 

 これからも未解決事件は、時の流れるままに、その闇を風化させていくのだろうか。

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