環境

PM2.5総合対策まとまる 予測精度の向上など 環境省

 環境省は25日、大気汚染物質PM2.5について、予測・予報精度の向上を目指すなどとした総合対策をまとめた。

 

 同対策では、PM2.5について、①国民の安全と安心の確保、②環境基準の達成、③アジア地域における清浄な大気の共有、の3つを目標の柱に位置づけ、各々の目標について具体的なアクションプランをあげている。

 

 特に①国民の安全と安心の確保では、PM2.5濃度に関する予測・予報システムの精度向上を目指すとしている。

 

 現在、PM2.5濃度の予測に関しては、国立環境研究所が「VENUS」と呼ばれる大気汚染予測のシミュレーションモデルを開発してネット上で公開しており、翌日までの予報や各地域毎の1時間ごとの濃度予測などを行なっているが、精度についてはまだまだ改善の余地がある。

 

 このため環境省では、このVENUSをベースに予測の高度化を図り、数年後には都道府県単位で濃度の数値予測が可能になることを目指していきたいなどとしている。

 

 しかしながら、いずれにしろ「数年後」を見据えた施策で、予算措置も来年度以降。

 

 年明けから春にかけて汚染が深刻化すると見られるPM2.5問題については、現在のところ「ほぼ打つ手なし」の状態というのが現実。

 

 

■各地のPM2.5濃度の詳細情報については、PM2.5マップをごらんください。

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