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マルハニチロ農薬問題 工場にマラチオンなし 意図的混入か?

   マルハニチロホールディングス(HD)の子会社の冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、群馬県は30日、食品を製造した工場を立ち入り調査した。薬剤リストにマラチオンはなく、製造工程外で意図的に混入された可能性も考えられる。


   問題は、11月以降に消費者から寄せられた苦情で発覚。マルハニチロHDの子会社「アクリフーズ」の群馬工場で製造したピザやクリームコロッケなどから農薬「マラチオン」が検出され、HDが29日、約630万パックの自主回収を発表した。


   県による調査は4時間にわたって行なわれ、工場で使っている薬剤のリストや保管状況、農薬が検出された商品の製造工程、流通ルートなどについて確認した。


   その結果、薬剤リストにマラチオンは含まれておらず、苦情のあった商品の保存サンプルにも異臭などはなかったことが判明。


   商品のマラチオン検出濃度にばらつきがあるうえに、原材料の残留農薬にしては高濃度すぎることなどから、県は「通常の製造工程で汚染された可能性は低い」としている。

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