火山

12月の火山概況 八甲田山・蔵王山・伊豆大島で火山性微動

 気象庁は14日、八甲田山、蔵王山、伊豆大島などで火山性微動が観測されたとする、12月の「全国月間火山概況」を発表した。

 

 同概況によると、桜島(鹿児島県)、西之島(東京都・小笠原諸島)では活発な火山活動が継続しているほか、阿蘇山(熊本県)では中岳第一火口の火山活動が高まったことから噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げたなどとしている。

 

 また諏訪之瀬島(鹿児島県・トカラ列島)でも爆発的噴火が12月中に247回発生するなど火山活動が活発な状態が続いており、空振(噴火による急激な空気圧の変化で衝撃波が生じる現象)をともなう火山性微動が連続して発生している。

 

 さらに八甲田山(青森県)では12月29日に南八甲田火山群櫛ヶ峰(くしがみね)の東側を震源とする火山性微動が一時的に増加したとのこと。火山性微動は同月30日以降少ない状態となっていおり、噴気などの表面現象も見られないが、今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけている。

 

 また蔵王山でも12月4、8日と1月3日に火山性微動が各1回づつ発生している。火口周辺に影響をおよばす噴火の兆候は見られないが、昨年1月以降、蔵王山では活動の高まりが見られるので、今後の活動の推移に注意が必要。

 

 伊豆大島でも12月21日ごろから東部を主な震源とする火山性微動が増加しており、1月2日には30回、3日には80回、4日には27回と、やや多い状態になった。この火山性微動により最大でM2クラス、震度2の地震が発生しているが、ただちに噴火する兆候は認められないとのこと。

 

 

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