事故

海自輸送艦「おおすみ」と遊漁船衝突 2人心肺停止

 今日(15日)午前8時ごろ、広島県阿多田島(あたたじま)沖で、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と遊漁船らしき船が衝突し、遊漁船は転覆、2人が心肺停止の重体で病院で手当てを受けている。

 

 事故が起きたのは阿多田島の東方沖で、「おおすみ」は修理のために、三井造船玉野事業所に向かう途中だった。

 

 おおすみは遊漁船に乗っていた4人を救助したが、うち船長ともう1人の計2人が心肺停止状態で、病院で治療を受けている。

 

 まだ4人の身元については明らかになっていないが、乗っていた人は、この船は遊漁船で、船長1人と釣り客3人が乗っていたと話している。

 

 事故の原因については、現在海上保安庁が捜査を行なっているが、海上保安庁からは、「両船が衝突しそうになり、お互いに避けようとして、漁船が転覆した」との情報もある。

 

 この事故について、菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、「自衛隊の艦船により、このような事故が発生したことは、誠に遺憾であり、被害に見舞われた方に心からお見舞いを申し上げます」と述べるとともに、「本件については政府専用機内の安倍首相に速やかに事実関係が報告され、午前8時24分、迅速な救助活動を行なう、周辺船舶の安全確認、国民への迅速な情報提供、の3点の首相指示が発せられた」と説明。

 

 また、政府としては、午前8時20分に首相官邸危機管理センターに「海上自衛隊輸送艦おおすみと漁船の衝突事案に関する官邸対策室」を設置し、情報の収集を行なっている。

 

 衝突時の両方の船の位置関係などは現在のところ不明だが、菅官房長官によれば、漁船側には、こすったような跡があるとのこと。

 

 輸送艦「おおすみ」は2013年の東日本大震災で、大量の物資輸送を行ない災害派遣で活躍した、医療設備も備える最新鋭の大型輸送艦。

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