生活情報

皆さん、解けます? センター試験に手塚治虫が登場

 正月が終わって一息つけば本格的な受験シーズン。

 

 先陣を切って開催されるのが大学入試センター試験であるが、今年は18~19日にかけて実施され、昨日(18日)は【国語・英語・地理歴史・公民】の4教科が登場した。

 

【地理B】では、当サイトの海外地震情報でもお馴染み・米国地質調査所(USGS)の資料を基に海洋プレートや地震の問題が出されたり、【地理A】では福島第一原発事故以来、頻出テーマとなっている太陽光や風力発電など自然エネルギーの問題が出題されたが、【日本史B】でも一風変わった設問が出された。

 

 問題文の一部を抜粋・改変し、その問を出してみるので、よろしければ皆さんもトライを。

 


【問題文】
 漫画を描くのが大好きな手塚治虫少年は、1941年大阪府立北野中学校に入学したが、①戦局が次第に悪化するなかで、漫画を描くことは「非常に不謹慎」とされていった。

 しかし、彼の自伝的作品『紙の砦』で、②軍需工場に動員された主人公が隠れて漫画を描き続けているように、手塚の漫画への意欲は衰えなかった。


【問1】
下線部①に関し、次の【Ⅰ~Ⅲ】について古いものから順に並べよ。
Ⅰ 米・英・中3国の首脳が会談し、カイロ宣言を発表した
Ⅱ 日本海軍は、ミッドウェー海戦で航空母艦4隻を失う大敗北を喫した
Ⅲ 広島と長崎に原子爆弾が投下され、多数の民間人が犠牲となった

 

【問2】
下線部②に関し、満州事変以降の軍需産業と経済について述べた文として誤っているものを、次のA~Dから一つ選べ。
A 軍部と結びついた新興財閥は、朝鮮・満州へ活発な投資を行った。
B 物資動員計画を立案する企画院が設立された。
C 労働組合は解散させられ、日本労働組合総評議会が結成された。
D 日本軍が南部仏印に進駐すると、アメリカは対日石油輸出を禁止した。

 


 問題用紙には、実際の漫画『紙の砦』のカットまで使われているが、問題は手塚治虫そのものを問うのではなく、あくまで時代背景を表現する上で用いられている。

 

 なお、正解は【問1】が【Ⅱ→Ⅰ→Ⅲ】で、【問2】が【C】。皆さん、解けたでしょうか?

 あなたにオススメの記事