事故

ポルシェに乗って生活保護の男は悪質な「当たり屋」

 保険金で得た収入を隠してポルシェを購入する一方で、生活保護を受けていたなどとして詐欺容疑で15日再逮捕された神戸市の無職 朴永錦被告(48)について、片山さつき参院議員は、「かなり悪質です。『当たり屋』といわれる輩か。」などと、事件の実情について久元喜造(きぞう)神戸市長から報告を受けたことを、自身のブログで明らかにした。

 

  片山議員によると、フェイスブックで久元市長に実情を聞かせてほしいと要請したところ、月曜日(20日)の朝一番で連絡があったとのこと。

 

 このブログによると、朴被告については、「かなり悪質です。『当たり屋』といわれる輩か。」と人物像を推定。(朴被告は、平成23年12月に西宮市、24年4月に神戸市須磨区で交通事故にあい、2度にわたり総額約1100万円の保険金を受け取っている)

 

 また福祉事務所は、平成24年11月に20万円、平成25年7月には57万円の保険金が振込まれるとの情報を保険会社からの照会により把握していたが、ケースワーカーが問いつめても朴被告は否認、その間も生活保護の支給は止められなかった、などと当時の状況を説明。

 

 さらに、久元市長は神戸市ではケースワーカー1人が100人の生活保護者を見ることになっているのが「最大のネック」だと。

 

 実際、朴被告がポルシェを購入したのは昨年8月だが、直近のケースワーカーによる自宅訪問は、購入2ヶ月前の昨年6月で、当然ながらポルシェはまだなかったとのこと。

 

 昨年12月に成立した生活保護法改正案で、福祉事務所の照会に対し回答義務が生じることはかなりの進歩と久元市長はしながらも、「生活保護者が高価な車を買った」などの情報は、通報でもない限り、見回る手間はとてもかけられないというのが、神戸市に限らず、自治体の実情のよう。

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