気象

温暖化が原因?北米の大寒波 来週前半にかけ再び直撃

 昨年12月以降、記録的な大寒波に見舞われている北米大陸だが、気象庁は22日 、これから来週前半にかけて再び顕著な低温になると注意を呼びかけた。

 

 北米大陸はこれまでに昨年12月上旬と下旬、今年1月上旬と3回も極端な低温が記録されており、モンタナ州グレートフォールでは12月7日に、日平均気温が平年を27℃以上下回るマイナス29℃以下に、シカゴでは1月6日の日最低気温がマイナス26℃になるなどして、停電や航空機の遅延・欠航などの影響の他、これまでに14人の犠牲者が確認されている。

 

 この寒波は、北極域の寒気の中心が平年より北米側に偏ったことなどから起きている。

 

 通常、北極には極渦(北極低気圧)という中緯度地域と北極域の温度差などによって作られる気流の巨大な渦があるが、これが蛇行しているのは、地球温暖化により北極域と中緯度地域の温度差が少なくなったからだと指摘する専門家もある一方で、米国内では、これほどの「寒い冬」を経験し、「地球温暖化というのは本当なのか?」との疑問も上がっている。

 

 いずれにせよ、米海洋大気庁(NOAA)の予報によると、米国の東半分の地域では、2月初めにかけて低温が続く可能性が高く、特に来週前半にかけては「顕著な低温」になる見込みで、渡航者などは注意が必要。

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