地震

南海トラフで常時地球深部の観測開始 海洋研究開発機構

 海洋研究開発機構(横浜市)は25日、2010年に南海トラフ内に設置した観測装置から観測データをリアルタイム監視できる体制が整ったと発表した。

 

 紀伊半島の尾鷲市沖90キロの水深約1900メートルの海底を1000メートルほど掘削した南海トラフ内に設置されているのは、地震計や水圧計、温度計などの複数のセンサーを備えた長期孔内観測装置。今回はこの装置に、観測したデータを送信する光ファイバーケーブルが接続された。観測結果は、地震や津波などのリアルタイムの監視が必要な気象庁や専門研究機関にも送られる。

 

 巨大地震が想定される発生源付近の地球深部からの常時観測で、これまでの海底に置くタイプの地震計などの観測に比べて、より細かい震動や遠方の震動を連続的にとらえることが可能になるという。

 

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