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インフルエンザ患者132万人に 一週間で倍増

   本格的な流行シーズンを迎え、インフルエンザの患者数が急激に増えている。1月20〜26日に全国の医療機関を受診した患者は132万人と推計され、前の週の倍以上に上っている。


   国立感染症研究所によると、2014年第4週(1月20〜26日)に全国5000ヶ所の内科・小児科から報告された患者数は12万2618人。これを元に全国の患者数を推計したところ、前週の66万人から大幅に増えた。


   年齢別にみると、5~9歳が最も多く約29万人。次いで、0~4歳が約18万人、10~14歳と30代がそれぞれ約17万人、40代が約14万人、20代が約12万人、50代が約8万人、15~19歳が約7万人、60代が約6万人、70歳以上が約4万人の順となっている。


   医療機関あたりの患者数は24.81人で、地域別にみると、全国33都府県で大流行が起きている恐れを示す流行警報レベル(医療機関あたり30人)を超え、実際に九州や関東を中心に12都府県で警報を発令している。


   幼稚園や小中学校、高校の欠席者も増加し、一週間で2402校が学級閉鎖を実施。学年閉鎖も568校、休校も39校に上った。


   また、ウイルスをタイプ別にみると、12月中旬まではA香港型が最も多かったが、ここ5週間は2009年に世界的大流行を引き起こしたAH1pdm09が一位を占めた。このタイプのウイルスは2009年以降、検出される割合が低く、今季は特に免疫を持たない乳幼児などは注意が必要だ。

 

■インフルエンザの最新情報は感染症マップでごらんいただけます。

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