医療技術

京都などで「はしか」急増中 海外で感染輸入

 国立感染症研究所は7日、今年(2014年)に入ってからの麻しん(はしか)の患者報告数が46人と、昨年同時期を大きく上回っていると発表した。

 

 都道府県別に見ると、京都府の21人が最も多く、愛知県が8人、神奈川県が7人、東京都が5人、岡山県が3人などとなっており、京都府での流行が目立っている。

 

 一方、感染地域について見ると、国内での感染が61%を占める37人なのに対し、国外で感染した人が24人(39%)もいる。

 

 国別では、フィリピンが17人、スリランカとインドネシアが2人、グアム・インド・オーストラアリアが各1人と、海外で感染し、国内に輸入される例が急増しているのが特徴的。

 

 年齢別に見ると、20歳代が最も多く24%、次が1〜4歳児の17%、0歳児と5〜9歳児の15%などと続いているが、麻しんは現在でも年間に数10人の死亡者が出ており、その大半を0〜4歳児が占めている。

 

 昨年第48週(2013年11月25日)〜今年第4週(2014年1月26日)までの累積患者報告数は61人だが、そのうち85%の52人は、ワクチン接種歴が「ない」か「不明」のケース。

 

 定期接種(1歳、小学校就学前1年間)の徹底とともに、特に海外へ行く際のワクチン接種(接種歴の有無の確認も含め)など、国内に麻しんを持ち込まない対策が重要。

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