火山

西之島 噴火活発でさらに拡大 東京ドームの約14倍に

 海上保安庁が11日に行なった小笠原諸島・西之島の観測によると、同島は噴火活動により約0.45平方キロメートルの新たな陸地が形成され、もともとあった西之島と合わせると、総面積は約0.65平方キロメートル、東京ドーム14個分弱の広さに拡大している。

 

 同庁の観測によると西之島は、南側の火口からは青白色の火山ガスが放出され、北側の火口では褐色味を帯びた白色噴煙が間断なく激しく噴出しており、依然として活発な噴火活動が継続している。

 

 また南側火口の西側斜面には、引き続き溶岩が流出しているが、昨年12月以降とまっていた東側への溶岩流の流出も再び始まっているとのこと。

 

 依然として活発な噴火活動の影響で、新たな陸地部分は、東西約900メートル、南北約750メートル、面積約0.45平方キロメートル(東京ドーム9.5個分)と拡大を続けている。

 

 観測に同行した東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授は、「火山活動は3ヶ月間ほとんど変化なく極めて活発な状態が続いている。新たな陸地部分はほぼ溶岩からなり、今後大規模な爆発的噴火や基盤の沈降が起こらない限り、相当の長期間は波浪の浸食に耐え存続する可能性が高い」としている。

 

 

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