事故

不正薬物 昨年の密輸押収量が9年ぶりに1トン超

 財務省は18日、昨年に全国の税関などで摘発・押収された覚せい剤、大麻、あへん、麻薬(コカイン、ヘロイン、MDMAなど)、向精神薬などの「不正薬物」の量が、前年比61%増の約1.007キログラムと、9年ぶりに1トンを上回ったと発表した。これは薬物乱用者の通常使用量で約3331万回分。

 

 内訳を見ると、覚せい剤は摘発件数が154件(前年比9%増)、押収量が前年比78%増の約859キログラムと大幅に増加。特に約200キログラムの大口事犯を洋上貨物から2件摘発しており、密輸手口の大口化傾向が顕著。

 

 また覚せい剤については、航空機旅客からの押収量が過去最高で、その半数以上がみやげ品などに細工をして隠し持つ手口だった。

 

 さらに麻薬事犯も摘発件数が128件(前年比2.8倍)、押収量は約135キログラム(前年比12.4倍)と大幅に増加している。

 

 覚せい剤事犯・麻薬事犯が急増している一方で、大麻事犯については、摘発件数が66件(前年比20%減)、押収量は前年比90%減の約13キロと大幅に減少している。

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