東日本大震災

福島の震災関連死1664人 直接死を上回る 今も13万人避難

   福島県で東日本大震災や福島第一原発事故による避難生活のストレスなどが原因で亡くなる「震災関連死」の死者が1664人に上り、津波や建物の倒壊による「直接死」を上回ったことが、県の調査でわかった。

 

   震災関連死は、避難生活による体調悪化やストレスで死亡したり、自殺したりした場合に、遺族の申請を受けて市町村の審査で認定される。


県が20日までにまとめたところ、震災を直接の原因とする死者が1603人なのに対し、関連死は1664人。市町村別では、南相馬市が最も多く447人。次いで浪江町317人、富岡町225人などとなっており、原発事故の避難区域と重なっている。


   復興庁によると、関連死は岩手県417人、宮城県873人(いずれも9月末現在)で、福島県は突出している。福島県では、今も県内外に約13万6000人が避難しており、長引く避難生活で将来の見通しが立たないストレスが増大していると懸念される。

 あなたにオススメの記事