歴史

防災歳時記2月25日 韓国大統領就任式 あれから1年

 今日2月25日は、韓国の大統領就任式の日。盧泰愚(ノ・テウ)大統領以降、直接選挙で選ばれた、この6代の韓国大統領はすべて、2月25日に就任している。

 

 現在の朴槿恵(パク・クネ)大統領も昨年の今日2月25日に第18代大統領として就任した。

 

 韓国の中央日報が与党セヌリ党の議員80人に電話アンケートした結果によると、朴槿恵大統領の評価は、平均80点とのこと。

 

 朝鮮日報の世論調査では、就任1年での支持率は56%と、歴代2位の高さらしい。

 

 国民の直接選挙で選ばれる韓国大統領の権限は、大統領制をとる国々の中でもトップクラスに強い。

 

 国家元首であり、陸海空3軍の統帥権を持ち、宣戦布告や戒厳令を発布する権限も有している。

 

 そして任期は5年。強い権限を有する代わりに、再選はできない。

 

 朴槿恵大統領の「反日的な外交姿勢」は、説明するまでもないが、よほどの事が起きない限り、あと4年はお付き合いしなければいけない相手。

 

 朴槿恵大統領は、今年を「統一時代の幕開けの年」と位置づけ、朝鮮半島統一へと大きく外交政策の舵を切ろうとしている。

 

 北朝鮮問題は、拉致被害など日本にとっても重要な政治課題だが、そのナーバスな部分に朴槿恵大統領は果たして配慮してくれるのだろうか?

 

 日本の掲げる「対話と圧力」という北朝鮮政策と、「南北対話の促進」には、利害が衝突する局面も出てくるはず。

 

 彼女の地政学の中で、半島統一はきっと「第一義的に南北朝鮮の問題」。

 

 「第二義的な利害関係国」として米国と中ロを考慮するとしても、日本を「利害関係国」としてどこまで認めているのだろうか?

 

 首脳会談ができないということは、首脳同士で協議するという行為自体が、政権にとってプラスにはならないと判断しているということ。(少なくとも懸案解決の糸口が見えない限り)

 

 だとすれば、朴槿恵大統領が「統一外交」を最優先課題にあげた時点で、日本は北朝鮮交渉の「蚊帳の外」に置かれ、「6カ国協議」は実体的に「5カ国協議」に変貌してしまう危険性もはらんでいるということか…。

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