医療技術

長崎でもタミフル耐性変異インフル検出 10都道府県に拡大

 今シーズンすでに9道府県で確認されているタミフルなどの抗ウイルス薬に耐性のある変異インフルエンザウイルスだが、国立感染症研究所が4日に発表した 最新の抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランス(3月3日現在)によると、長崎県からも検出報告があり、同ウイルスが確認された地域は 10都道府県に拡大している。

 

 このウイルスは、今シーズン再び流行しているA(H1N1)pdm09ウイルス(2009年に世界的大流行=パンデミックを引き起こした新型インフルエンザウイルス)の変異株で、抗ウイルス薬 タミフル(オセルタミビル)ラピアクタ(ペラミビル)に対する耐性を獲得しているもの。
 
 これまでに、北海道、山形県、東京都、神奈川県、静岡県、三重県、大阪府、兵庫県、愛媛県で検出されているが、今回は長崎県で18人のうち1人から同ウイルスが検出されている。

 

 同サーベイランスによれば、この耐性変異ウイルスが検出されているのは、解析した検体954株のうち56株で、全体の6%にあたる。

 

 国内で、A(H1N1)pdm09ウイルスの変異株が確認されたのは、今シーズンが初めてだが、海外ではこれまでにも「抗ウイルス剤への耐性」を持つ変異ウイルスの検出例がある。

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