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はしか流行拡大 2月下旬までに119人 昨年の半数に達する

   麻しん(はしか)の感染が拡大し、今年に入ってから2ヶ月弱で患者数は119人と、すでに昨年1年間の半数に達している。海外での感染が多く、国立感染症研究所は注意を促している。


   同研究所によると、2月23日までに確認された患者数は119人。昨年の患者数は232人で、多くても週に十数人だったが、今年に入ってからは20人を超える週もある。


   都道府県別に最も多いのは京都府の20人。この他、千葉県17人、埼玉県14人、神奈川県12人、東京都10人などとなっている。ワクチン未接種が約6割を占めるという。


   年齢別にみると、予防接種を受けていない層と重なる20代が23%を占めて最も多い。次いで、1〜4歳が21%、0歳と5〜9歳が13%など。日本医科大病院では2月14日以降、小児病棟の子供の患者と職員らがはしかに感染し、病棟を3月4日から閉鎖する事態になっている。


   はしかは感染力が非常に強く、主な症状は発熱やせきなど風邪と似ているが、重症化すると脳炎や肺炎で1000人に1人が死亡するとされる。


   今季の流行は、特に検出されたウイルスがフィリピンを中心に海外で流行しているタイプが多く、同研究所は海外渡航の際には注意するよう警鐘を鳴らしている。

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