東日本大震災

省スペースの「ハイブリッド防潮堤」 宮城県気仙沼港に設置

 JFEエンジニアリングは10日、宮城県気仙沼港の津波対策として、同社が開発した「ハイブリッド防潮堤」を300mの区間にわたって設置すると発表した。

 

 ハイブリッド防潮堤とは、鋼材とコンクリートからなる直立型の堤防で、従来の盛土構造と比べた場合、堤防の土地専有面積を20%まで大幅に減少させることが可能。

 

 今回、設置することとなった海抜7.2mの防潮堤の場合、通常なら海側から陸地側までに30m必要だった堤防の施工幅を5.6mに抑えられ、さらには、現地での工事期間も従来の60%程度短縮することができる。

 

 JFEエンジニアリングによると、ハイブリッド防潮堤は「現地の作業量(資材、労務)を最小限に抑える」ことができ、被災地での資材・人手不足に対する解決策としても注目されていると述べており、今回の導入で岩手県山田漁港に続いて2件目となる。

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