FUKUSHIMA

本格運転はいつ?福島第一のALPS 水濁るトラブルでまた停止

   東京電力は27日、福島第一原発の汚染水処理施設「ALPS」で処理した水が白く濁る不具合が発生し、3つある系統のうち1つを停止したと発表した。


   「ALPS」は、トリチウム以外の62種類の放射性物質を除去する「汚染水処理の切り札」としてA〜Cの3系統が導入された。しかし、トラブルが相次ぎ、いまだ試運転の段階だ。


   今月18日にはB系統で処理能力が大幅に低下する不具合が発生し、東電は調査のために3系統すべてを停止。原因はフィルターの故障と推定され、フィルターに異常がなかったA、C系統は24日に処理を再開したが、同日のうちに施設内のタンクで水漏れが見つかり、再び停止した。


   そして、復旧作業を終えて25日に再開したものの、27日午前10時半ごろ、A系統で汚染水を送るポンプ出口の水が異常に濁っているのが見つかり、またも処理を止める事態になった。


   東電は原因を調査中しており、再開の見通しは立っていないといい、来月以降を目指していた「本格運転」の予定は不透明になっている。

   

 あなたにオススメの記事