宇宙

地球とそっくり?生命の可能性がある惑星 太陽系外で発見

 米航空宇宙局(NASA)は17日、ケプラー宇宙望遠鏡によって、地球と同等の大きさで、太陽(恒星)からの距離が、表面に「液体の水」が存在しうる範囲に位置する、「生物居住可能性」がある惑星を初めて発見したと発表した。

 

 この惑星は、はくちょう座の方向に地球から約500光年離れた場所にある「ケプラー186f」。

 

 人類が知っている唯一の「生命の存在する惑星」、それは地球。

 

 だから「地球外生命体」を探すとすれば、まず「地球とそっくりの惑星」を見つければよい。

 

 しかし、これまで見つかった太陽(恒星)からの距離が「生物居住可能ゾーン(惑星表面に液体の水が存在しうる範囲)」に位置する惑星は、すべからく、少なくとも地球より40%以上は大きい「巨大惑星」だった。

 

 だが今回発見されたケプラー186fの大きさは地球の約1.1倍。この大きさなら地球と同じ「岩石質の惑星」である可能性が高い。

 

 ケプラー186fの太陽(恒星)は、われわれの太陽の半分ほどの大きさの赤色矮星。太陽からの距離を考えると、ケプラー186fが、その太陽から享受できるエネルギー量は、地球が太陽から受けるエネルギー量の3分の1ほどしかない。

 

 ケプラー186fでの「正午の日射し」は、地球での「日没前1時間の夕陽」ぐらいの弱々しさ。

 

 まだケプラー186fについては、そのサイズと、太陽からの距離が分かっただけで、その質量も大気成分も不明。生命が存在するか否かは分からない。

 

 しかしこの広大な宇宙に、少なくとも1つは地球とほぼ同じサイズで「生物居住可能ゾーン」に位置する惑星があることが分かったのは、「地球外生命体の探索」に向けて、大きな一歩であることは間違いない。

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