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豚の伝染病 2週間で18県→30県に拡大 過去最悪の7万頭死亡

   豚の伝染病「豚流行性下痢(PED)」が全国30県に広がり、過去最悪の7万頭近くが死亡している。米国でも数百万頭が処分されており、豚肉の価格への影響が懸念される。


   PEDは子豚がかかると脱水症状によって高確率で死亡する伝染病。昨年10月、国内での感染例が7年ぶりに沖縄県で確認されて以降、九州地方から中四国、東海、関東へと各地に流行が拡大している。


   農林水産省によると、4月16日現在、PEDが確認されているのは30県の326農場で、計6万9607頭が死亡した。2日時点では18県、計3万9153頭で、2週間で被害が大幅に増えた形だ。


   被害が最も大きいのは鹿児島県で、148農場の17万頭が発症し、2万7000頭が死亡。宮崎県でも65農場で1万8000頭余りが死んでいる。


   また、日本にとって豚肉の最大の輸入先である米国でも、昨春に初めて感染例が確認されて以降、PEDは30州に拡大。豚肉価格は1年間で約4割も上昇したとされ、米農務省は18日、養豚業者に感染報告を義務付けるなど監視強化を発表している。

 

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