歴史

日本近代化の拠点 富岡製糸場が世界遺産登録の見通し

 文化庁は26日、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関であるイコモスが、群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」は世界遺産に登録するのがふさわしいとする評価をくだしたと発表した。

 

 富岡製糸場は1872年(明治5年)に建てられた日本初の官営製糸場で、当時の国家プロジェクトである「殖産興業」の中心に位置。それまでの伝統的な生糸生産事業が、フランスの機械や生産システムの導入により急速な発展を遂げ、日本が近代工業化する上で鍵となる施設だった。

 

 ユネスコでは富岡製糸場を2007年1月に世界遺産暫定一覧表に記載し、2013年9月からイコモスの専門家による現地調査を進めていたが、今回、世界遺産に記載されるのが適当だと評価。

 

 これにより、2014年6月15日からドーハで開催される第38回世界遺産委員会で、富岡製糸場は世界遺産に登録される見通しとなった。

 あなたにオススメの記事