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福島第一 4号機からの燃料移送が半分完了

 東京電力は30日、福島第一原発4号機の燃料プールからの燃料移送作業について、全1533本の約半数にあたる770本を29日までに取り出し、保管用のプールに運んだと発表した。


 2011年3月の東日本大震災発生時、4号機は定期検査中で、燃料は使用済みのものも含めてプールに保管されていた。


 しかし、原子炉建屋は水素爆発で大破しており、再び地震が起きればプールが崩壊する恐れがあり、東電は昨年11月から燃料の取り出しを開始した。


 作業は、燃料をプールの水中で「キャスク」と呼ばれる輸送用の容器に入れ、キャスクごとクレーンで運び出した後、原発敷地内の「共用プール」に移す手順。


 2014年末までに完了させる予定で、今のところ順調に進んでいるという。


 4号機の燃料移送は、2040~50年完了を目標にしている福島第一原発の廃炉工程の一環で、4号機の後には1~3号機からの溶融燃料の取り出しが控えている。

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