火山

桜島大正大噴火100周年事業で石碑拓本 鹿児島

 鹿児島県の桜島が大正3年に大噴火をしてから、来年1月12日に100周年を迎える。これを前に、鹿児島県や県内の防災機関などで作る「桜島大正大噴火100周年事業実行委員会」が、噴火当時の様子を掘り起こすなどの桜島や火山に関する啓発活動を進めている。

 

 24日には県民7人と郷土史家が集まり、鹿児島市内の桜峰小学校に設置されている桜島大正噴火爆発記念碑の拓本を作成した。


 湿らせた和紙で碑文を覆い、拓本専用の墨をのせて叩きこんでいくと、「突なり(突然)渓間(谷間)より灰色の噴煙蒙々(もうもう)として渦巻き上り地下鳴動雷鳴の如し」などと噴火の瞬間の様子や、人々が子どもやお年寄りを抱えて姶良などへ慌てて避難をした様子が浮かび上がった。  県内には桜島大正噴火を記した石碑が、70カ所あることがわかっている。石碑の多くは建てられてから90年ほどが経ち、風化が進んで文字が判別しにくくなりつつある。実行委員会は、今後も月に1ヶ月のペースで拓本作業を進めていく予定だという。

 あなたにオススメの記事