環境

皇居で新種の「フキアゲニリンソウ」国立科学博物館

 国立科学博物館は16日、東京都心に位置する皇居の中で生物調査を行った結果、3448種類の動植物を確認したと発表した。今回の調査では新種のニリンソウも発見され、御所がある「吹上御苑」で見つかったことから「フキアゲニリンソウ」と名付けられた。

 

 調査は2009~2013年度にかけて行われたもので、国立科学博物館の職員31名と、館外の研究者61名が実施。その結果、711種の植物と2737種の動物、合わせて3448種が確認された。

 

 そのうち899種(植物250種と動物649種)が皇居で初めての記録となったが、吹上御苑の覆馬場跡で見つかったニリンソウは新種であったため「フキアゲニリンソウ」と新種記載されたほか、ハバチ科の一種である「ニホンコシアカハバチ」も同じく新種として記載。ほかにも現時点で種名の特定ができないものが多数あるという。

 

 国立科学博物館では、今回の調査について「皇居には健全な自然環境が引き続き良く保存されており、他の都内緑地と比較してきわめて多様な生物が生息している」としており、今後、これらの成果を広めるために講演会や展示会を予定している。

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