環境

日本を含む北西太平洋域のCO2濃度 過去最高に

 気象庁は26日、日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素(CO2)濃度を観測した結果、2013年の年平均値および2014年の月平均値ともに過去最高を更新したと発表した。

 

 気象庁によると、陸上では国内3カ所の観測ポイントでCO2濃度を測っているが、2013年の年平均値は、綾里(岩手県大船渡市)で399.6ppm、南鳥島(東京都小笠原村)で397.5ppm、与那国島(沖縄県八重山郡与那国町)で399.5ppmの過去最高を観測。

 

 2014年4月の月平均値でも、綾里が407ppm、南鳥島が402.7ppm、与那国島が405.9ppmとなり、こちらも過去最高の月平均値を更新した。

 

 海上や上空でも同様にCO2濃度は高まっており、2014年の冬季には日本南方海上が400.6ppmとなり1984年の観測以来初めて400ppmを超え、さらに同年4月には日本南東の上空6キロ付近でも402.7ppmとなり、こちらは2011年2月の観測以来初の400ppmを超えた。

 

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると、このままでは2100年までに世界平均のCO2濃度は538ppmになり、それに伴い平均気温も1.1℃~2.6℃上昇。温暖化による深刻な被害を避けるためには気温上昇を2℃以内に抑える必要があると指摘し、その目安として450ppmを示している。

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