防災知識

全国小中学校の耐震化率92.5% 最も高いのは愛知県

 全国小中学校の校舎や体育館などの耐震化はどこまで進んでいるか。文部科学省が2日に発表した実態調査によると、全国11万9330棟(4月1日現在)のうち、国の基準を満たした耐震化率は92.5%となり、初めて90%を超えた。

 

 耐震化率が最も高かったのは愛知県(99.6%)で、次いで静岡県(99.5%)、東京都(99.3%)と続く。

 

 一方、耐震化率が低かったのは、広島県(76.8%)、愛媛県(80.3%)、福島県・山口県(80.8%)で、基準を満たしていない、もしくは耐震診断がされていない施設のうち、震度6強以上の地震で倒壊する危険性が高いとされたのは1254棟(約1%)あった。

 

 また、落下の危険性が指摘されている屋内運動場の吊り天井についても調査がされ、全国6422棟のうち、対策がされているのはわずか200棟にとどまることが判明。

 

 対策されていない吊り天井は、大阪府の617棟、愛知県の509棟、兵庫県の463棟、東京都の391棟、福岡県の311棟と都心部に多く、早急な対策が急がれる。

 

 なお、東日本大震災後の耐震化率は2012年が84.8%、2013年が88.9%と着実に対策は進んでいる。

 あなたにオススメの記事