FUKUSHIMA

タンクから3.4トン漏えい 土壌から毎時0.028mSv検出 福島第一

   福島第一原発の放射性物質を含む雨水の保管タンクから約3.4トンの水が漏れ、周辺の土壌に流出していたことがわかった。このタンクのあるエリアでは定期的なパトロールは行われず、3月から流出していた可能性があるという。


   東京電力によると、流出が明らかになったのは、汚染水を保管するタンク群を囲む堰(せき)にたまった雨水を移送した1000トンのノッチタンク2個で、6月2日、側面上部のボルト穴から水が漏れているのが見つかった。


   このタンク2個には、昨年10月に雨水を移送。当時は水位20〜30センチほど余裕があったが、天板の開口部から少しずつ雨水が入り、漏えいしたとみられる。今年2月末に点検した際に異常はなかったという。


   タンク周囲の堰の排水弁は開いており、周辺の土壌を調べたところ、排水弁から幅約5メートル、長さ約40メートルの範囲にわたって最大で毎時0.028ミリシーベルトの放射線量が計測された。


   東電は管理の徹底されていない設備が他にもないか調べるとともに、土壌の回収を進め、タンクへの雨水侵入防止対策も実施していくとしている。

 

 

 

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