医療技術

流行の麻しん(はしか) 愛知ではベトナムから感染輸入

 今年の麻しん(はしか)の患者累積報告数は、5月28日現在で343例に達し、すでに昨年・一昨年の年間報告数を上回る流行となっているが、その多くはフィリピンからの帰国者などが持ち帰った、いわゆる「感染輸入」。しかし国立感染症研究所によると5月には愛知県で、今度はベトナムからの感染輸入例が確認されたとのこと。

 

 患者は39歳の男性と家族の1歳の男児で、男性はベトナムから帰国した日に発熱、3日後に発疹が現れ、男児はそれから11日後に発熱が始まっている。

 

 「感染輸入」については、2012年以降、フィリピン、台湾、中国など東南アジア諸国からの「持ち帰り」が確認されているが、世界保健機関(WHO)による西太平洋地域の今年の麻しん累積患者数は、中国、フィリピン、ベトナムの順になっており、愛知県の例はベトナムからの感染輸入の懸念を証明する結果となっている。

 

 ちなみに愛知県の患者は2人とも麻しんワクチンの接種歴がなかった。

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