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エボラ出血熱”過去最悪”467人死亡 WHOと11ヶ国が緊急会合

   西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱の感染拡大を食い止めるため、関係各国と世界保健機関(WHO)は2〜3日、緊急会合を開き、連携強化の拠点を設置することを決めた。WHOによると、ギニアなどにおける死者数は6月末までに467人に達し、”過去最悪”の流行になっているという。


   エボラ出血熱は今年3月以降、ギニアからシエラレオネ、リベリアなど周辺国に流行が広がり、感染者や感染が疑われる患者は6月末までで759人に上る。流行に歯止めがかかる兆しはなく、6月25〜30日の間だけでも3ヶ国で新たに22人が感染、うち14人が死亡した。


   最も深刻なギニアでは、新たに5人が死亡。累積死者数は303人となった。また、シエラレオネでは新たに2人が死亡、累積は99人、リベリアでは新たに7人が死亡、累積は65人となっている。


   この事態に対し、アフリカ11ヶ国の保健相とWHOの専門家らは、ガーナの首都アクラで会合を開催。感染の拡大が「各国の社会や経済に深刻な打撃を与えている」との認識を共有した。


   その上で、現在は国境を越えた協力が不十分だとして、感染者の早期発見や情報共有の拠点となる「管理センター」をギニアに設置することを決定した。


   WHOは今回の流行について「過去最大規模」とし、封じ込めのためには「思い切った行動が必要」としている。

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