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脱法ドラッグの規制見直しを検討 官房長官

 脱法ドラッグによる事件や事故が相次いでいることを受け、菅義偉官房長官は8日午前、安倍晋三首相からの指示で閣議後に「薬物乱用対策推進会議」を開き、規制見直しの検討を進めていると語った。

 

 池袋駅での暴走車(6月24日)や北区岩淵町での道路逆走(7月5日)など、脱法ドラッグの吸引者が引き起こす事件・事故が頻発しているが、こうした状況を受けて菅官房長官は「深刻な社会問題になっている」と認識。

 

 オーストラリア訪問中の安倍首相からの指示のもとに、8日の閣議後に対策会議を開き、「販売等の徹底した実態把握とその危険性についての国民への啓発強化」と「海外情報を活用した指定薬物の迅速な指定と犯罪等の取り締まりの徹底」、ならびに「規制のあり方について新しい薬物乱用の広がりに対処すべく、できることはすべて行うという基本姿勢で見直しを検討」と、規制強化を盛り込んだ内容で話し合った。

 

 脱法ドラッグについては、その危険性を広く国民に知らしめるため、警察庁と厚生労働省で新たな呼称を募集するなど、対策に取り組んでいる。

 

 しかし現状は、たとえ規制薬物に指定されても法の網をかいくぐる新たな薬物が発売され「次から次へとイタチごっこになっている」と菅官房長官は語っており、「指定薬物に該当しないものでも規制できるための検討」なども含めて、規制の見直しを検討していくと語った。

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