気象

世界の異常気象速報 中国大陸の東部・南部で「洪水」など12ヶ所

 気象庁が9日発表した全球異常気象監視速報によると、7月2日~7月8日の1週間に発生した世界の異常気象は中国大陸東部・南部で「洪水」など12件。


 7月2日~7月8日に発生した世界の異常気象・気象災害は以下のとおり。


【高温・少雨】東海地方・近畿地方及び朝鮮半島
 東海地方・近畿地方及び朝鮮半島では、南から暖気が入り中国吉林省の敦化は、6日の平均気温が平年値より6℃高い25℃に達し、5日の最高気温は32℃になった。
 低気圧や前線の影響を受けにくかった朝鮮半島では先週に引き続いて異常少雨となり中国吉林省の敦化では、この30日間の降水量が20ミリ未満だった。(6月、7月の月降水量平年値は122.8ミリ、164.3ミリ)
 韓国の水原では、この30日間の降水量が40ミリ未満だった。(6月、7月の月降水量平年値は113.6ミリ、305.9ミリ)


【多雨】西日本~チェジュ島・沖縄
 西日本~チェジュ島・沖縄にかけて、梅雨前線や台風第8号の影響を受け熊本県の牛深では、6日〜7日の2日間降水量が374.0ミリ、この7日間の降水量が460.0ミリとなった。(7月の月降水量平年値は309.7ミリ)
 韓国チェジュ島のソギポでは、5日~6日の2日間降水量が180ミリに達した。(7月の月降水量平年値は315.4ミリ)
 沖縄県の那覇では、8日の日降水量が192.5ミリだった。(7月の月降水量平年値は141.4ミリ)


【洪水・地すべり】中国大陸東部・南部
 中国政府によると中国大陸東部から南部の地域で、洪水や地すべりにより10人以上が死亡した。
 中国広西チワン族自治区の桂林では、この7日間の降水量の合計が約150ミリだった。(7月の月降水量平年値は171.6ミリ)


【高温】中国大陸南部
 中国広東省の汕頭では、6日~8日の日平均気温が平年値より2℃高い31℃以上となり、最高気温は35℃以上となった。


【少雨】インド西部
 インド西部では、対流活動が不活発で、先週に引き続き異常少雨となり、インド西部のアーメダバードでは、この30日間の降水量がほとんどなかった。(6月、7月の月降水量平年値は100.8ミリ、299.5ミリ)


【多雨】ヨーロッパ南西部
 ヨーロッパ南西部では、低気圧や前線の影響を受け、スペインの首都にあるマドリード/バラハスでは、3日の降水量が20ミリに達した。(7月の月降水量平年値は6.6ミリ)


【低温】ジブラルタル海峡周辺
 ジブラルタル海峡周辺では、北から寒気が入り、スペイン西部のバダホス/タラベララレアルでは、2日の平均気温が平年値より6℃低い19℃を下回り、7日の最低気温は13℃を下回った。


【多雨】ガーナ~コートジボワールの沿岸部
 ガーナ~コートジボワールの沿岸部にかけて、対流活動が活発だった。
 コートジボアール南部のアビジャンでは、5日の降水量が約120ミリとなり、2日~6日の5日間降水量が190ミリに達した。(7月の月降水量平年値は92.4ミリ)


【低温】南アフリカ南部
 南アフリカ南部では、南から寒気が入り、南アフリカ南部のジョージは、6日~8日の日平均気温が平年値より5℃低い8℃を下回り、日最低気温は4℃を下回った。


【高温・多雨】カナダ東部及びその周辺
 カナダ東部及びその周辺では、南から暖気が入り、カナダ東部のフレデリクトンでは、2日の平均気温が平年値より7℃高い25℃に達し、最高気温は33℃になった。
 ハリケーン「Arthur」の影響を受け、米国メーン州北東部のカリブーでは、4日~5日の2日間降水量が約100ミリとなった。(7月の月降水量平年値は105.0ミリ)


【高温】カナダ西部・米国北西部
 カナダ西部・米国北西部では、暖かい高気圧に覆われ、カナダ北部のイエローナイフでは、4日の平均気温が平年値より7℃高い23℃に達し、3日の最高気温は27℃になった。
 米国ワシントン州北部のヤキマでは、8日の平均気温が平年値より8℃高い29℃に達し、8日の最高気温は38℃になった。


【多雨】ウルグアイ~アルゼンチン北東部
 ウルグアイ~アルゼンチン北東部では、低気圧や前線の影響を受け、アルゼンチン北東部のコンコルディアは、5日の降水量が100ミリに達した。(7月の月降水量平年値は54.0ミリ)

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