医療技術

池袋の暴走脱法ドラッグを「指定薬物」に緊急指定

 池袋駅付近で脱法ドラッグを吸引した男が通行人8名を次々に車で轢いた暴走事故を受け、厚生労働省は15日、これに含まれていた2物質を「指定薬物」に緊急指定し、7月25日から販売や所持などを禁止にすると発表した。

 

 指定された2物質は、通称「AB-CHMINACA 」と「5-Fluoro-AMB」と呼ばれるもので、人体に使用された場合は中枢神経系へ作用し、保健衛生上の危害が発生するおそれがある。

 

 このため厚生労働省では、薬事法第77条第1項に基づき、薬事・食品衛生審議会の意見を聴くという手続きを省略し、両物質を指定薬物に緊急指定。

 

 7月25日以降、同物質が含まれる製品については、医療等の用途以外での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されることになった。

 

 こうした脱法ドラッグを緊急指定する手続きは初めてのことで、厚生労働省では「今後も、指定薬物への迅速な指定や、指定薬物の検査方法の研究、乱用防止についての普及啓発の一層の強化等に取り組みます」としている。

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