リコール

STAP細胞問題 日本学術会議が理研に対し声明を発表

 日本学術会議は25日、STAP細胞論文をめぐる一連の問題について理化学研究所に対し、論文内の不正について速やかに全貌を明らかにし、その関係者については責任を明確にして適切な処分を下すべき、などとする声明を発表した。

 

 日本学術会議では今回の騒動を「一部の図版の不正な置き換えに止まらず、研究全体が虚構であったのではないかという疑念を禁じ得ない」としており、「我が国において科学研究の健全性を損なう事案が相次いだことを深く危惧」しているとのこと。こうした事態を踏まえた上で6項目からなる声明を発表した。

 

 具体的には、不正を抑止するためのアクションプランを策定し、若手・中堅研究者が能力を発揮できる環境を整えるなど、今後の理研の体制に関する内容と、取り下げられた2つの論文における不正の全貌公開とそれに関わる関係者の処分など、一連のSTAP問題に関する責任の明確化などを述べている。

 

 また、「研究不正再発防止のための改革委員会」から提出された提言書内で、STAP細胞問題について「漫然と見逃し問題を巨大化させた理研CDB(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター)の指導層に、大きな過失責任」があり「理研CDBの解体を求める」との意見が出されたことに対し、理化学研究所ではどのような見解を持っているか、早急に示すことを要望している。

 あなたにオススメの記事