震災復興

津波被災の農地63%、漁港36%が今春復旧 農林水産省

 農林水産省は11日、東日本大震災で被災した北海道・東北・関東の7道県における農林漁業の復旧状況を発表した。農地は今春の作付けまでに63%、漁港については3月末までに36%が復旧の見込みだという。

 

 同省によると、北海道を除く被災6県(青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉)の農林業の被害総額は1兆1204億円。北海道も含めた水産業では1兆2637億円にのぼる。

 

 農地については計2万1000ヘクタールが津波による塩害などを受け、その63%である1万3470ヘクタールが今春の作付けに間に合う見通し。震災前に約1万200件あった農業経営体については、4割が再開できる状況だ。

 

 また、水産業は、全体で319漁港が被災しており、今月末までに岩手40漁港、宮城14漁港、福島2漁陸など3分の1で陸揚げ機能を回復させる予定。被災した2万9000隻の漁船は、今年の1月末時点で1万4768隻(岩手7537隻、宮城5126隻、福島235隻)が復旧している。

 

 林業では、木材加工流通施設が全体の98%にあたる41ヶ所で操業を再開している。

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