医療技術

早産児の泣き声は高い・京大研究グループ

 出生予定日より早く生まれた早産児は、満期産児に比べて高い声で泣くことを京都大学の研究グループが発見した。科学誌「Science」の最新ニュースとして取り上げられるなど、世界で注目を集めている。

 

 

 日本は先進国の中で早産児の割合が増加している数少ない国で、研究はその発育支援を進めるために行われた。早産児44人と満期産児20人を対象に泣き声の音響解析を行った。

 

 

 その結果、予定日より早く出生するほど泣き声の高さ(基本周波数)が高いことが明らかになった。

 

 

 研究した明和政子・教育学研究科教授は「早産児は自律神経系機能の発達が遅いとの報告がある。高い泣き声の背景には『迷走神経の活動低下』が関与している可能性があると考えている」とコメントし、音響的特徴が早産児の発達にどのように関連するのかを継続的に検証していくという。

 

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