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O157など腸管出血性大腸菌の感染者急増 今季最多296人に

   O157など腸管出血性大腸菌感染症の感染者が急増し、8月4〜10日の1週間で今季最多の296人が発症したことが、国立感染症研究所のまとめでわかった。


   同研究所によると、前週(7月28日〜8月3日)の感染者数は203人で、約1.5倍に増加。1月からの累計は2109人に上り、昨年同期に比べると305人多くなっている。


   O157、O26、O111の累計感染者数を都道府県別にみると、最多は埼玉県の191人で、同県はすでに昨年1年間の感染者数(191人)に達している。次いで、東京都182人、神奈川県120人、北海道95人、大阪府71人、静岡県65人などとなっている。


  静岡県では、花火大会の露店で販売された冷やしキュウリを原因とするO157食中毒で計508人が発症(20日現在)。重い合併症の「溶血性尿毒症症候群(HUS)」も5人に上り、過去10年で最悪の集団食中毒となった。


   厚生労働省によると、腸管出血性大腸菌感染症は夏から初秋にかけて流行のピークを迎える。まめな手洗いや、生鮮食品の冷蔵庫・冷凍庫での適切な保管、加熱調理など、まだまだ予防策が必要と言えそうだ。